ものづくり

MANUFACTURING

約150年の長い歴史の中で培ってきた技術と経験が息づいたムーンスターの自社工場。大掛かりな生産設備や職人の巧みな手作業による様々な製法で靴づくりをおこなっています。一人ひとりに心地よい靴を目指し、今日まで続けてきた靴づくりを動画でご紹介します。

FINE VULCANIZED

ヴァルカナイズ製法は、生ゴムに硫黄を混ぜ、熱を加えることで、弾性と耐久性のあるゴムに変化させるという化学反応を利用した昔ながらの靴のつくり方。ゴム由来の、のりを使い、職人の巧みな手作業で硫黄を混ぜたゴムソールのパーツをひとつひとつ仮留めしていきます。そのあと、専用の窯(加硫缶)に入れて熱と圧力を加えることでしっかりと接着させます。キャンバス地とゴムを強力に結合させることにより、しなやかで耐久性の高いスニーカーが生まれます。

CHIC INJECTION

1966年から生産を開始したダイレクトインジェクション製法。大掛かりな生産設備が必要なため国内では僅かな工場でしか生産することのできないこの製法は、優れたフィット性とクッション性を持ち、海外では「靴下に底をつけた靴」とも呼ばれ、コンフォートシューズなどにも使用されています。CHIC INJECTIONではその特性と独自開発したソール素材により新たな可能性を提案します。

SYNERGY CRAFTS

ムーンスターのスニーカー作りのノウハウと、官公需向けの革靴を作り続けている佐賀工場の技術を掛け合わせた新しい製法のシリーズです。アッパーには足を包み込むように仕上げるマッケイ製法、ソールには足裏の形状を忠実に再現することができるダイレクト製法を組み合わせることでスニーカーのような履き心地の革靴が生まれました。