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日々のこと

『線と面』 川井田健晃 個展

7月29日から8月12日まで、川井田健晃さんの個展『線と面』をALSO MOONSTARにて開催しました。

川井田さんは建築家からSTACK CONTAINERSという箱の作家さんになり、今は泥や麻布などを使っていろんなものをつくる造形作家さんです。鹿児島のashというクラフトフェアで展示を見てから、ムーンスターのデザインチームも川井田さんの作品の虜になりました。
今回、その川井田さんとALSO MOONSTARを引き合わせてくれたのが、「ひのえと展」でもお世話になったたんすの肥やしの中森さん。川井田さんの個展をプロデュースという形でサポートしており、福岡での展示場所を探していたとのことで、「ぜひ、ALSOで!」と立候補しました。

今回の展示のテーマとなったのは『線と面』。
「仮想の始まりが線なら、空想の始まりはバケモノだな」という発想から、バケモノを『お面』で表現することに辿りついたことがこの展示のきっかけだそうです。
川井田さんの考えていることや展示についてたくさんお話しを聞かせていただいたのですが、それを私たちの言葉で説明するのは難しく、、、機会があればぜひ川井田さんの展示を見に行って、お話しを伺ってみてください。どんどん引き込まれていって、いつのまにかみなさんも川井田さんと、作品の虜になってしまうと思います。

また、今回は新しい表現方法の作品も持って来てくださいました。一言で表すと『侵食する余白』とのこと。こちらは現在研究中ということで、これからこの表現方法がどのように変化していくのか、その過程も気になります。

常に悩んで考えて変化し続ける川井田さんの作品。今後も川井田さんの思考からどんな作品が生まれてくるのかとても楽しみです。ぜひまたALSOで個展をしていただけたらと思います。